第1部   〜動き出す運命〜

 

 

 

 

第1話 過去

 

 

――炎術師――

 

 

少年はその家系に生まれ育った。

 

その家にいるものは宗家、分家の 者例外なく誰もが生まれながらに炎を使うことができた。

 

妖魔を滅ぼす浄化の炎、火の精霊 王の加護を受ける歴史ある家系。その炎に対抗する者はなし、圧倒的強さを誇っていた。

 

だが、少年にはその力がなかっ た・・・

 

「能無しが!」

 

「クズが!」

 

炎が使えないというだけで一方的 に虐められる少年、回りの同じ年の子供は地面に蹲る少年に向けて炎を放っていた。

 

「くそっ!」

 

少年は起き上がると自分に向けて 放たれた炎を避けて、1人に少年に殴りかかった。少年が放った拳は炎を放った少年の頬に当たる、まさか反撃してくると思っていなかったのか殴られた少年は 尻餅をついた。

 

「・・・い、痛てぇーよ」

 

殴られた少年は顔を抑えながら顔 を抑える。それを見た周りの子供は少年に向けて容赦なく炎を放った。

 

「能無しが生意気な!」

 

「大人しくやられてろ!」

 

「神凪からいなくなれ!」

 

そういうと周りの子供は少年に向 けて炎を放った。

 

始めは避けていたが多勢に無勢、 少年は炎を受けるとそのまま、再び袋叩きにあう。体を炎が燃やしやけどまみれになる。

 

泣くほどの苦痛が皮膚を通して 襲ってくるはずなのに少年は歯を食いしばって炎に耐えていた。

 

「ウリャーーー!」

 

「そのまま、灰になれ!」

 

そのまま炎が少年に放たれる。

 

「能無しの分際で抵抗なんかして んじゃねえよ!!」

 

少年を袋叩きにする中で最年長の 大柄な男子、久我透は少年を蹴り上げる。

 

「お前は存在自体が神凪の恥さら しなんだよ!!」

 

「そうだ、そうだ!」

 

「無能者!」

 

周りの少年、少女たちは透の言葉 に同意して声を上げて罵る。分家連中の子供をまとめるリーダー的存在である透はいつもこうして少年に暴力を振るっては楽しんでいた。炎が使えない少年に俺 は炎が使える、使えないお前は無能者だと理不尽なことを言い、己の力を誇示するかのように・・・

 

だが、透の行動は馬鹿な行動とし かいえない。

 

自分のより弱いものには強く出る ことしかできないただそれだけだといっているようなものである。

 

「神凪に必要ないクズはとっとと 燃えちまいな!!」

 

透は巨大な炎の球を出現させる。 そして地面に倒れて気を失いそうな少年に向けて容赦なく投げつけた。

 

「死ねぇぇぇぇっっ!!」

 

誰もが少年に向けて炎が命中する と思った。

 

パシッ!

 

だが次の瞬間、手を振り上げ炎を 地面に横たわる少年に向けて放とうとした少年の手を他の誰かがつかみ、透はそのまま後ろに投げ飛ばした。

 

いきなり投げ飛ばされた透は何が 起こったのか分からず、地面に大の字になって投げ飛ばされていた。

 

自分を投げ飛ばした人物を確認し て周りにいたものは驚愕の目をした。

 

透を投げ飛ばしたのは回りの少年 たちよりもさらに幼い、まだ5歳くらいの子供だった。

 

その横には同じく5歳くらいの女 の子とコウモリのような耳がついた丸い生き物が飛んでいた。

 

「和麻お兄ちゃん!」

 

女の子が地面に服を焦がして横た わる少年・・・和麻に駆け寄った。

 

和麻は体に火傷をしてはいたが意 識はあるようで女の子の呼びかけに呻くように答えた。

 

「ち、千早・・・和樹・・・レオ ン・・・」

 

自分を庇うようにして立つ幼い少 年・・・和樹、コウモリのような羽をつけた生き物・・・レオンの名前を言った。

 

「和麻兄、大丈夫?」

 

和樹は地面に横たわる和麻に心配 そうな声で聞いた。

 

「へ、平気だ」

 

強がって笑っているが怪我をした ところが痛むのか和麻は顔をしかめた。だが3人が着てくれたことに安心したのかさっきまでの恐怖はなくなっていた

 

和樹は無言で自分の周りにいる少 年少女たちに怒りに満ちた顔で睨みつける。

 

その殺気は5歳の少年が出す殺気 の強さではなかった。

 

リーダー格の透はその殺気に恐怖 する。その感じは大人たちの前に立つときの比ではない・・・

 

宗主に睨まれた、叱られるような 感覚、自分の恐れるものが前に現れた感覚を感じた。

 

「な、何なんだ!?」

 

「やろうってのか!?」

 

「無能の癖に生意気なんだよ!」

 

和樹の眼力に恐れを感じながら透 を始め、少年、少女たちは強気に出た。相手は自分たちよりもいくつも年下なのだ。引き下がることなんかできない。

 

投げ飛ばされたのはいきなりのこ とで反応できなかっただけだ。そう自分に言い聞かせる。

 

「ガキが出てくんじゃねぇっ!」

 

和樹に向かって透が1人殴りか かった。炎を手に纏わせ和樹に向かって容赦なく手を振り下ろした。

 

パシッ!

 

乾いた音がしたと思い殴りかかっ た透の手を見ると炎は消えていた。そして、和樹は炎が消えた透の手を受け止めていた。

 

「ハァッ!」

 

和樹はそのまま透の手をすばやい 動きで捻り上げると地面へと叩きつけた。

 

「このっ!」

 

その和樹にもう1人、別の少年が 殴りかかろうとした・・・が・・・

 

「卑怯だよ、そういうの」

 

その少年の手に何かがぶら下った かと思うと少年はそのまま中を舞い地面に叩きつけられる。

 

「レオン、ありがと!」

 

和樹は少年を投げ飛ばしたレオン に声をかける。和樹に振り下ろされた炎の拳、その炎を消したのはレオンだ。透の手から炎の精霊を奪い和樹を守る。

 

さらに、和樹に殴りかかった少年 を投げ飛ばしたのも相手の力を利用したのだが、それをするのは見掛けよりもかなり難しい。

 

「能無しどもがいい気になって ん・・・」

 

「やめんか!」

 

いきなり、大きな声がかかった。 その声は凄まじい威圧感と迫力があり子供たちの動きを止めるには十分すぎる声だった。

 

その声に和樹に向かって殴りかか ろうとした少年の動きが止まる。

 

和樹も声のしたほうを振り向い た。だがその表情に恐れは無い。

 

「宗主だっ!」

 

「やべぇ!」

 

「逃げろ!」

 

声の主が分かるなり和樹たちには 目もくれず、少年少女たちは一目散にその場から消えていった。

 

和樹は声の主へと顔を向けた。

 

30代〜40代そこらの男、その 男からは力強さだけでなく色々なものを感じ取ることができた。

 

その人を見ると和樹は自分の祖父 である源蔵、曽祖父である源氏をいつも思い出す。

 

2人ほどではないがその男からは 同じものを感じることができた。

 

「・・・・・・和麻は無事か?」

 

男は優しく、火傷をした和麻に ヒーリングをする千早に聞いた。

 

「大・・・丈夫です」

 

千早ではなく和麻が答えた。ヒー リングが効いているのかさっきよりも痛さが落ち着いたようである。

 

「和樹君、すまなかった。それと 和麻を助けてくれてありがとう」

 

「いいえ、お久しぶりです」

 

「久しぶりだね」

 

男は和樹に優しく声をかける。

 

「重悟、わしも居るぞ」

 

「源氏爺!」

 

少し離れたところから歩いてきた 老人に和樹が声を上げた。それに気がついた男・・・重悟が慌てた様子で頭を下げた。

 

「お久しぶりです」

 

「・・・・・・」

 

源氏は軽く頭を下げると千早の ヒーリングを受ける和麻を見た。

 

「ひどいの・・・炎が使え無けれ ば無能者扱いか」

 

重悟は源氏の言葉に無言で聞く。

 

「和麻は何をとっても才能があ る。なのになぜ炎が使えないだけで無能者になるのか?」

 

「・・・・・・」

 

重悟は何も言わない。

 

「神凪に生まれてなければ・・・ いや、よそう・・・」

 

源氏は言葉を止めた。何を言って も和麻が炎を使えぬことには変わりないのだから・・・

 

「重悟よ、和麻を支えてや れ・・・神凪の宗主として、炎雷覇の持ち主として、神凪重悟、1人の人間として」

 

「はい」

 

重悟は自分の息子ではない和麻を 和麻の父であり、自分の従兄弟である厳馬よりも気にかけていた。

 

「わしもいくらでも力を貸す」

 

「ありがとうございます」

 

重悟は源氏に深々と頭を下げた。

 

神凪和麻。11の時だった。

 

 

 

 

 

 

 

和麻は炎を使うことができなかっ たが、他の事では神凪家の中でかなう者はいなかった。

 

それを後押ししたのが重悟と式森 源氏、源蔵だった。

 

重悟は神凪家宗主になる前から源 氏の元で剣術、武術を学んでいた。神凪家の中で学んでいてもよかったのだが、重悟は父である頼道の元から離れたかったのだ。

 

宗主の座でありながら神凪の象 徴、火の精霊王から授けられた神剣・炎雷覇を使いことができなかったのだ。

 

重悟はそのため剣術を学ぶために 源氏の元へと足を運んだのだ。そしてそこで自分を見つめなおし宗主としての心構えを学んだ。

 

その関係から重悟は和麻のことを 源氏たちに相談したのだ。源氏たちは和麻の話を重悟から聞き自分たちの孫である和樹と重ねてしまった。

 

力がない者、力がありすぎる 者・・・

 

源氏たちは和麻の才能にすぐに気 づいた。和麻は、炎は使えなったが武術においては学び始めてから急激な成長を見せたのだ。

 

そして和麻の才能を伸ばした。

 

和樹、千早、レオンとも仲がよ く、和樹と千早は和麻を兄のように慕った。

 

 

 

 

 

 

 

和麻18、和樹と千早が12のと き・・・

 

「僕、今度最後の試練に望むつも りでいるんだ」

 

和樹が自分の考えを言う。

 

「この試練を乗り越えて、自分の 力を完全に制御できるようにしてみせる」

 

開いた手を握り締め和樹は決意を 決める。

 

「和樹、お前ならできる」

 

修行の合間に和樹、千早、和麻、 レオンの4人はこれから先のことについて話していた。

 

「和麻お兄ちゃんはどうするの?  高校卒業したら」

 

千早が和麻に聞いた。

 

「源氏爺たちにあまり迷惑はかけ られない、3人は気にするなって言ってはくれてくるがいつまでも甘えていられないだろ」

 

「じゃあ、どうするんだお前 は?」

 

人間体のレオンが和麻に聞いた。

 

「正直迷っている。このまま就職 するか、大学に行くか・・・」

 

「3人は何て言ってるんだ?」

 

「お前の判断に任せるだと、『お 前に人生はお前が決めろ、わしらはその手助けならいくらでもしてやる。だがお前の人生を決める権利はわしらは持っていない』だと」

 

「源氏爺らしいね、僕もそう言わ れてる」

 

和樹も源氏、源蔵から同じように 言われてきた。

 

「まあ、まだ時間はある。学力や 成績は問題ないからそれなりのところにはいけるだろう」

 

「がんばってね、和麻兄」

 

「おおっ、和樹もがんばれよ」

 

 

 

 

 

 

 

数日後、和樹は最後の試練に望ん だ。

 

その間に事故は起きた。

 

「宗主が交通事故に!?」

 

「和麻、行くぞ!」

 

「はいっ!」

 

修行をしていた和麻は源氏に連れ られ重悟が運ばれた病院へと向かった。千早とレオンも着いてきている。和樹は最後の試練からいまだ帰らず、着いていった源蔵もいなかった。

 

病院に着くと神凪家の人間が集 まっていた。外れ者を見る目で4人を見る。だが和麻はそんな視線など気にならなかった。

 

その手の視線に離れているし、自 分を支えてきてくれた重悟のことで頭がいっぱいだった。

病室の中には、重悟に近いものし かいなかった。

 

先代宗主の頼道、従兄弟の厳馬、 和麻の弟である煉、そして重悟の脇で泣くのを必死のこらえている重悟の娘の綾乃。

 

「源氏、何し来よった!?」

 

頼道が源氏をみて声を上げる。頼 道にとって源氏は目の上のたんこぶでしかない。

 

炎を使えない、だがその力は術者 たちの間では知らないものはいない存在であり誰からも信頼されている存在だった。

 

炎術師として変なプライドを持っ ている頼道にとっては邪魔な存在で仕方がない。

 

「父上、失礼ですぞ。黙っていて ください」

 

重悟は頼道を外に出すように厳馬 に頼む、頼道は怒鳴り続けていたが誰もそれを聞くものはいなかった。その場で頼道を慕うものは誰もいない。

 

力の無い自分勝手な言動を撒き散 らすだけの存在でしかない。

 

「申し訳ありません。父の無礼を わびます」

 

重悟は源氏に向かって頭を下げ た。

 

「やつの無礼は今に始まったこと ではない。気にしとらん。それより、お前は大丈夫なのか?」

 

「宗主?」

 

和麻が宗主に近づき聞いた。

 

「命に別状はない。心配する な・・・」

 

そういうと重悟は和麻から視線を 源氏に合わせた。

 

「ですが、この足では・・・宗主 としてやっていくことはできません」

 

その場いた者の視線が重悟の足へ と向けられた。重悟の右足は途中からなくなっていた。

 

みな悔しそうな顔をする。

 

重悟の足を見た綾乃は顔を覆って 泣き始めた。千早が綾乃の側に行き優しく慰める。

 

「剣術に限らず、足を失った私で は宗主としては力不足でしょう。前線に出て戦えないのでは宗主として皆をまとめる事はできません」

 

だが足がなくとも重悟は神凪家で はトップの存在といってよかった。重悟と力で同格なのは厳馬だけしか神凪には存在しない。

 

続けようと思えば宗主を続けられ るが、炎雷覇を使えない状態の自分が宗主の座にいるのでは前宗主である頼道と変わらない。

 

飾りだけの宗主になる気は重悟に はなかった。

 

「ということは、綾乃ちゃんが次 期宗主となるわけか?」

 

源氏が重悟に聞いた。

 

和麻は炎が使えない。その弟であ る煉はまだ8、幼過ぎる。分家のものがなることはまずありえない。

 

そうなると12でまだ幼いが煉よ りも年上である綾乃が残る。

 

だが重悟から出てきた言葉に4人 は驚きの声を上げた。

 

「それなのだが、厳馬が和麻を参 加させると言ってきておる」

 

「!!?」

 

「なにっ!?」

 

「えっ!」

 

「そんな」

 

和麻は声もでないほど驚いた。炎 を使えない自分がなぜ次期宗主の候補に上がるのだ。

 

「な・・・」

 

「厳馬、お前は何を考えてお る?」

 

和麻を止めて きつい表情で源氏 は厳馬を見た。

 

「炎を使えない和麻に・・・」

 

「これは神凪家のことです。すみ ませんが口を出さないでください」

 

源氏はそこで黙った。神凪家のこ とだと言われては何もできない。

 

「父上、何を考えているのです か?」

 

和麻が厳馬に聞いた。

 

「宗主になること、それは神凪家 の嫡子である自分に資格があることはわかります。だが俺は炎が使えない。そんな俺がこの継承の儀に参加して何の意味があるんですか?」

 

「もう決まったことだ」

 

そういうと厳馬は病室を出て行っ た。その場に残ろうとする煉も連れて行かれた。煉は後ろを振り向き兄である和麻を見つめ続けていた。

 

2人が出て行くと病室は重い沈黙 に包まれた。

 

しばらくの間その状態が続く。泣 き止んだ綾乃は千早に肩を支えられながら落ち着きを取り戻している。

 

「重悟、継承の儀の日はいつだ」

 

「父上たちが勝手に3日後と決め てしまっていました。他の者も反対していません」

 

「おろかな、おろか過ぎ る・・・」

 

そして継承の儀の日、和麻は綾乃 に負けた。

 

だがその戦いは、全てが和麻に不 利な戦いだった。

 

重悟は入院中、そのため先代の頼 道を中心とした長老組みが儀を取り仕切った。

 

彼らは綾乃と戦う前に和麻に条件 と評して4人の相手をさせた。

 

炎が使えない和麻をそこで蹴落と そうとしたのだ。だが和麻はかろうじて4人に勝った。

 

式森家で修行してきた成果といっ ていい、その動きは炎を避け分家の術者を蹴散らした。

 

だが体力的に限界の和麻に対し頼 道たちはさらに追い討ちをかけた。

 

和麻が綾乃を相手にしたとき彼女 の手には神凪の至宝、降魔の真剣、そしてこの儀式を行う目的となった炎雷覇が握られていた。

 

和麻は愕然とした。

 

もはや勝負は決まっていた。

 

和麻は綾乃に一矢報いることもか なわず敗北した。

 

当たり前に結果にもかかわらず頼 道たちは綾乃を褒め称え和麻に罵詈騒音を浴びせた。

 

その話を煉から聞いた重悟、源氏 は怒り狂った。

 

もはや継承の儀でも儀式でもなん でもない。和麻に対する悪質極まりない集団虐待だった。

 

重悟は継承の儀の取り消しと綾乃 から炎雷覇を取り上げ、煉が成長したら授けようかとも考えた。

 

頼道や長老たちの行動も許せない が、その儀式で炎雷覇を躊躇いなく使った娘綾乃に対しても怒りが抑えきれない。

 

だがそれを止めたのは、儀式で不 条理な目にあった和麻だった。

 

「負けましたけど、源氏爺、宗 主、源爺から学んだことは出し切りましたから悔いはありません。ですから儀式の取り消しだけはしないでください」

 

和麻はそう2人に言った。

 

だから2人は和麻の気持ちを無駄 にしないために儀式を取り消しにすることは止まった。

 

だがその数日後、和麻は突然姿を 消した。

 

理由はわからなかった。何も言わ ずにいなくなった。そして重悟、源氏、源蔵に宛てた手紙が残されていただけであった。

 

調べてわかったことは日本を出た ことそこまでだった。後はまったく足取りはつかめなかった。

 

 

 

 

そして4年の歳月が流れた。

 

 

 

 

和麻は戻ってきた・・・ゆるぎな き力を手に入れ、八神和麻と名を変えて・・・

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

あとがきあるところに・・・い ざっ、出陣!

どうも、あとがき担当のレオンで 〜す

ついに『まぶらほ』と『風の聖 痕』のパロディー、『spirits of DESTINY』が始まりました

いや〜、考えに考えてようやく作 者完成させました

実際、去年から書き始めていて気 づいたら、何十回とあきずに手直ししてたんだよね、作者

(・・・【作者】)

作品についての説明は徐々にして いきます。作者続きを速く書け!

次も読んでくださ〜い、レオンでした



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