「研修……ですか?」
それは……突然に訪れた出会いでした………
「ああ、宇宙との交流が盛んに行われている世界だ。君達に行ってもらいたい」
私達にとって、偶然ではなく必然………
「そこの魔道士達は、通称『スペシャルポリス』と呼ばれている」
この場所で私たちは、再び友情と信念を確かめて………
自分と向き合い、打ち勝つ力を得た………
「よく来てくれたな。俺が君たちの身柄を預かる、ドギー=クルーガーだ」
そして………あの人たちは教えてくれた…………
「オレ、赤座伴番。バンって呼んでくれよな!」
熱い魂と………
「俺の名前は戸増宝児。ホージーでOKだ」
澄んだ瞳が………
「僕は、江成仙一。センちゃんでいいよ」
深い心と………
「礼紋茉莉花、あだ名はジャスミンよ。宜しくね」
暖かい優しさ………
「私は胡堂小梅。ウメコって呼んでね!」
何より優しい笑顔が………
未来へ進もうとする、不屈の意思を………
「私とフェイトちゃん……もう駄目かもしれません………」
「やっぱり友達だってさ、本音をぶつけ合わなきゃ駄目だぜ。な、相棒!」
「相棒って言うな!」
何が『戦う』ことなのか………
「私は……悪人ですか…? ……罪は……償えないんですか?」
「僕はそうは思わないよ。罪を犯した人なんて、星のようにいるさ。文字通りね」
何が『強い』と言うことなのか………
「多分……それは貴方も辛いからよ。貴方達は優しい子だから………『人という字は、人と人とが重なり合う』………ってね」
「私は……わからへん。何が正しいのか……何やのかも…………」
「一番大事なのって、奇麗事を言い続けられることじゃない?」
これは……私たちと、もう一つの世界の勇者………スペシャルポリスとの物語…………
「デカレンジャー、出動せよ!」
魔法少女リリカルなのはSPD………始まります
あとがき
東ひじりです。
こいつは、家族がDVDを借りてきたのがきっかけで考えた、『特捜戦隊デカレンジャー』と『リリカルなのは』のコラボです。
ここでは、デカレンジャーがいるのは地球ではなく、それとよく似た別の世界となっております。
もし興味が沸いたようでしたら、どうか感想を下さい。